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本日の読書「夜をわたる月の船」(木原音瀬)

タイトルから想像されるようなロマンティックさの、欠片もないようなお話でした…。

日高ショーコさんのイラストは大好きだし、「美しいこと」では最高の組合だったと思いますが、この作品にはあんまり合ってなかったんじゃないかな…?
というか、日高さんのイラストのおかげでどこか甘い期待を抱いてしまった自分がいて、その期待を悉く裏切られてしまったというかですね…。
でも、木原さんて元からこういう作風だったし、まあ自分の見通しが甘かっただけなんですけど(泣)

ちょっと(つーか、かなり?)いや~な気持ちになる書き出しから、それでもいずれはラブになるものと思って読んでましたが、いつまで経ってもラブになるどころか、事態は悪化する一方で、最後の最後まで重苦しい、果たしてこれが愛と呼べるのか解らないお話でした。

最近はそれなりにラブのある作品が増えたように感じてましたが、これは数年前の同人誌発表作のノベルズ化ということもあってか、かなりにキツかったかな…。
でも勿論一気に読みましたけど。
あと、何故だか柴岡も嫌いじゃなくてですね…。

まあ、そんなこんなですっきりしない読後感を抱えていた訳ですが、しかし今日、本屋さんで見かけた木原さんのメッセージポップに書いてあった"私にとって柴岡は魔性の受、ジルベール"という一文を読んだ瞬間に、

―ああ!

と、引っかかってた何かがすごく腑に落ちました(笑)

おかげで読後のモヤモヤが少しは吹き飛んだような気がします(笑)
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本日の読書「嫌な奴」(木原音瀬)

木原音瀬さんの、特に昔の作品を読むと、BL編集者と読者の懐は深いなあ~、なんて思ったりします。

よくぞこんな、
愛もない、
夢もない、
ときめきもない、
容赦もない、
とんでもない、
ないないないづくし~♪な作品を商業ベースに乗せて、それを支持し続けてくれたものですよ(笑)

おかげさまで、私のようなBL新参者でも木原作品を読むことが出来る訳です。
ありがたやありがたや。

で、実はこの「嫌な奴」も、そのように昔からBLを愛し続けてこられた懐の深いご親切な方からの借りものだったりします。
重ねて、ありがたやありがたやです。


さてさて。
先ほど木原作品には愛がない、と書きましたが、これはあまり正確な表現ではないかと。
というのも、おそらく作者さまは、主人公たちに愛情をもって、あるいは愛があるものと思って、お話を書いていらっしゃるのだと推察するからです。

でも、それがあまりにも分かり難い…というか、とてもそうは思えない…ことが多いんですよね(笑)

この作品も読んでて、何でこんな性格のよろしくない人たち(この点看板に偽りないです)の、救いのない関係を読まなくてはならないのだろう?と思わないでもなかったです。
確かに愛の片鱗らしきものもちらりとは描かれていましたが、あまりにもささやかで、あれを愛と呼んでもいいものかどうか…。

そして、ようやく読み終えても、後に残るのは達成感ではなく重苦しいもやもや感で、思わず昨日の某イベントで購入したおまんじゅう本(グルメ本ではないですよ)に癒やしを求めてしまいましたが、それでも木原さんの作品は止められないですね(笑)

もうすぐ出る新刊も楽しみですし、あと12月のサイン会の抽選にも忘れずに応募しなければ!
既にサイン本は持ってるので、行かなくてもいいっちゃいいんですが、そこはやはりファン心理というものですか?
まあ、クジ運悪いんで当たらないかもしれないですけどね(笑)

本日の読書「眠る兎」(木原音瀬)

基本的に木原音瀬作品における「ガッコのセンセ」はイケてない率が高いような?

「セカンド・セレナーデ」収録の「水のナイフ」の砂原先生、「情熱の温度」の泉野先生、そしてこの「眠る兎」の高橋先生。
他にも先生っていたっけな?
ああ、「リベット」はそこそこ悪くはなかったようだけど、先生と生徒の組合せじゃなかったからねえ…。

しかし、センセがイケてないということ以外にも何となく似た雰囲気のこれらの作品の中では一番甘々なのが「眠る兎」でしたね。
というか全体的に印象がおとなしい感じ?
「一体いつ手痛いしっぺ返しが?」
と、ビクビクしながら読み進めたのに、結局そんなでもなくて。
身構えてた分拍子抜けした感は否めないです。
さすがに如何な木原さんでも雑誌デビュー作は控えめだったということでしょうか(笑)

しかし、表題作では主人公の軽はずみな行動を諫めたりしてすごく常識のあるいいヤツだなあ~と思ってた柿本くんが、書き下ろしではデリカシーのないヤツになってて驚きました。
うーん、続きが読みたいような気もするなあ…。同人誌とかで書いてくれないかしら?

ちょっと痛さ的に物足りないような感じなので、久しぶりに「セカンド・セレナーデ」か「情熱の温度」を読み返してみたいと思います。


※追記
早速「セカンド…」を読み始めたら、「眠る兎」と同じ東西高校が舞台でした。
雑誌デビュー作とノベルスデビュー作の両方が、同じ高校での先生と生徒のお話ってのは、ただの偶然なのかしら…?
(何か裏事情があるように思えるのは穿ちすぎかな)

本日の読書「COLD SLEEP」「COLD LIGHT」「COLD FEVER」(木原音瀬)

旧版では2作目の「COLD LIGHT」しか読めなかったのですが、新装版でシリーズ通して読み終わった今となってはその方が幸せだったのかも、と思ってしまうくらいヘビーな作品でした…。
そういえば新装版の帯にも書いてありますね。
「シリーズ中、最高に甘い第2巻」
これは正しい。
正しいですが、あくまでも"シリーズ中"なので、2巻の中にも激辛というか地雷が埋め込まれているので要注意です。

記憶を喪うことで嫌っていた男を愛するようになった男が、元の記憶を取り戻し、逆にその間の愛し合っていた記憶を喪ったらどうなるのか…というお話です。

一体どんな歌を聴けばこんなお話を考えつくんでしょうねえ?
当時のあとがきによると「とても好きな歌があって、そのイメージで書ききった」そうで、しかも「愛し合ってる二人は想像しても、幸せな二人は想像してなかった」そうです。
確かに雑誌掲載分だけ読むとそんな印象ですよね。
同人誌だとか書き下ろしだとかで少しフォローがしてありますけど。

しかし、BLの記憶喪失ものを読むと「ご都合主義な記憶喪失ものはいただけない」みたいな感想を抱くことも多いのですが、逆に「もう少しどうにかしてあげられませんかね?」と言いたくなるくらい喪われた記憶と取り戻した記憶が容赦なかったです…。

この本には並行して「同窓会」のシリーズも収められていて、最終的には二つ世界が重なるようになっています。
こちらは割とあっさりしたお話ですが、元県庁職員の攻が、何となく「美しいこと」の寛末を思い出させるタイプでしたね…。

このシリーズは痛い木原さんでしたが、フェアでいただいた小冊子はお間抜けな感じで面白かったです~。
是非この二人がその後ラブラブになる様子も読みたいので、ちゃんとした本になるといいなあ…。

本日の再読「脱がない男」(木原音瀬)

幸か不幸か、私のBL小説デビューは木原音瀬さんの「脱がない男」上下です。

一気に2冊とも読み上げてしまうほど面白かったのにも関わらず、当時の私はBLにハマることを怖れるあまり、早々に手放してしまいました…。

しかし、その後「セカンド・セレナーデ」で再び木原作品に触れた私は、いつしかすっかりBL蟻地獄にはまり込んでしまい、未だ抜け出せておりません(笑)。

この「脱がない男」なんですが。
一度は手放したものの、やはり木原作品は揃えておきたくて、やっと決心して買い直した途端、リブレから書き下ろしショートを加えた新装版が出たのが結構ショックだったんですよね…。
それが尾を引いて仲々新装版を買えずにいたんですが、今回ようやく。
ようやく「木原音瀬フェア」の力を借りて、買うことが出来ました!
ありがとう!木原音瀬フェア!

そして、再々々々…読。
BL小説ではこれを一番読み返してるんじゃないかなあ?
今回もショートだけを読むつもりが、結局上下2冊ともしっかり読んでしまってましたよ。
買っても読まずに置いてある本のことを思えば、例え3回目であっても買った甲斐はあるということでしょうか(笑)

さて。
極論すると、脱がない理由が「片○マ」である美人上司と、部下のお話です。
上司の藤原課長は確かに性格に少々難はありますが、何かっちゃー片○マ写真を持ち出して上司を脅す元野球馬鹿の甲斐谷に較べたら、遥かにマシで可愛らしいです。

そう。
藤原課長は可愛い。

初めて読んだBL小説で印象が強いというのもありますが、私は藤原課長が大好きです(告白)

仕事の顧客に「藤原」という男性がいるのですが、その方と電話でお話する度に藤原課長を思い出してしまうほどです。(馬鹿だ…)

コメディだし、キャラの性格もわりかし普通で、木原作品の中ではそんなに良くも悪くもない位置付けみたいですが、私は好きです。
だからといって、特に人に勧めはしませんけどね(笑)

おかげさまで木原さんの波が来たので、この勢いでCOLDシリーズ一気読みいきたいと思います…。
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