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本日の読書「薔薇と接吻」(杉原理生)

本当は今日は「ムダヅモなき改革」の感想を上げようかと思ってたのですが、最新刊の帯の某政治家の推薦文に脱力して気力がなくなってしまったので、急遽BL本の感想に変更…というか、ここを覗きにきてくださる方は荒唐無稽な麻雀漫画よりもお耽美な香り漂う作品の記事を求めていらっしゃる可能性が高かろう…ということで、杉原理生さんの新刊の感想いきます。

「薔薇と接吻」。
接吻と書いて「キス」と読みます。

ルチル文庫で高星麻子さんのイラストで…、もしや「世界が終わるまできみと」の続編?と期待してたら、ヴァンパイアものということで、期待はあっさりと裏切られました(泣)
いや、でも、お話自体は面白かったんですけど!

デビュー作以来のファンタジー設定とのことですが、元々そういうお話もお好きなのか、かなり楽しんで書いてらっしゃるんだろうな、という印象を受けました。

先ほどヴァンパイアもの…と書きましたが、他にも狼男や狩人などの「夜の種族」が登場していて、それぞれが対立してたりする世界観が面白かったです。

しかし惜しむらくは、杉原さんの描くカップルって2人の世界が出来上がり過ぎていて、第三者というかいわば当て馬が入る余地がないこと。

今回も、せっかく主人公律也をめぐって、叔父であり実は狼男でもある慎司や、大学の先輩で実は狩人でもある東條が律也に愛を告げているのに、律也は初恋のヴァンパイアの櫂にしか目がいってなかったのが残念でした。

律也は、もっと心揺らせばよかったのに!
慎司も東條も、もっと強引に律也を奪えばよかったのに!

まあ、その辺若干の欲求不満はありましたが、お話自体はファンタジーはあまり得意ではない私にも楽しかったです。
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本日の読書「夏服」(杉原理生)

いつものより2本早いバスの車窓からふと見かけた光景。

コンビニの前に置かれたベンチに腰掛けて煙草を吸ってる微妙な距離感の男性2人。
最近の嫌煙ブームの中、居場所が少なくなってきてる者同士が、毎朝同じ場所で会ううちに愛を育ませるなんてのもいいなあ…なんて妄想を一瞬のうちに繰り広げてしまったのは、ついこないだ読んだ杉原理生さんの「夏服」の影響もあったのかもしれないです…。

本当にもう、タイトルやイラストから窺いしれた通りのピュアなラブストーリーでございました。

杉原さんのキャラにしてはハッキリした物言いの主人公が可愛かったし~。
またテクノサマタさん描く主人公が文中にあった「黒飴みたいなでっかい目」ってイメージにぴったりで~。

主人公が大学卒業を控えて、一緒に暮らしてる先輩との高校時代の初恋を思い出すって構成なのですが、その出会いというのがコンビニだったわけです。

ちょっと離れた距離から眺めるだけだったのが、会話を交わすようになり、放課後に遊ぶようになり、恋人同士になり…っていうステップを丁寧に描いてあって、ほのぼの胸キュンなお話だったのですが、残念だったのは2人が同居を始めた経緯があっさりとしか触れられていなかったこと。
個人的な興味で言えば、卒業式の話にこのあたりのエピソードか伏線を盛り込んで欲しかったです。

ところで、今回あまりにもテクノサマタさんの描いたイラストが可愛かったので、この方のマンガも読みたくなってしまいました。

こうやって、気になる作家さんが増えていくBLスパイラル…。

本日の読書「光さす道の途中で」(杉原理生)

杉原理生さんの文章が好きです。

――と、このブログで杉原さんの作品を取り上げる度に書いているような気がするなあ…。
でも事実なんだからしょうがない。
というか、むしろ設定とかは苦手なはずなのに、毎回毎回最後まで飽きることなく読めているのが不思議なくらいかも(笑)

今回も最初から好きあってる2人が何だーかんだーでなかなか思いを打ち明けられなくて…というじれじれもここに極まれりなお話でしたが、うーん、やっぱり、よかったです。

杉原さん、同級生って設定が本当にお好きなんでしょうね。他の設定より3割増活き活きしてるような気がしますもん(笑)
実際、私が読んだ作品の中でも特に好きだなあ、と思えるのが「スローリズム」「世界が終わるまできみと」と、この「光さす」なのですが、どれも同い年ではなかったかと。
あとがきでも「大好物」と書いておられますし、この調子でバンバン同級生ものを極めていただきたいものです(笑)

あとガーデン新刊の番外編も読みました。
こちらは攻視点。
杉原さんは本編は受視点、続編や番外編は攻め視点が多いような気がしますが、確認はしてません(笑)




余談。
この作品に出て来る、同級生同士の淡い三角関係、そのうちの1人の死、登山、双子…などというキーワードで「生徒諸君!」が思い出されてしょうがなかったのは私だけではないと思いたい…。

本日の読書「シンプルライン」(杉原理生)

なんていうのかな。
人にはそれぞれに聖域というか禁忌というか、踏み込んではいけないというか踏み込まない方がいい領域みたいなものがあるのだと思います。

その基準みたいなものは勿論人それぞれで、ある人にとってはすごく真剣に悩むべきラインを、ある人はあっさりと越えてしまったりしています。

私も実は今あるライン上にいます。
そしてもう一歩を踏み出すべきかどうかを悩んでいます。

――やはり「サ○エさん」や「ド○えもん」は永遠に聖域に留めておくべきではないか。
ついうっかり某国民的アニメの同人誌を購入してしまったのはいいが、まだ引き返せる今、読むのを止めるべきではないか…と。

すいません、実にどうでもいい悩みですね(笑)
でも自分にとっては結構な境界線のような気がするんですよ。というか踏み越えてしまうとハマってしまいそうな自分がコワい(爆)

さて、杉原理生さんの新刊「シンプルライン」の主人公・圭一もなかなか自分の中の境界線を越えることが出来ずにグルグルしている男でした。

連れ子同士で一時は兄弟として暮らした圭一と孝之のお話です。
相思相愛の2人です。
が、10年ぶりに再会した元兄に真っ正面から「好き」と訴える孝之の恋を、圭一はある懸念から受け入れようとはしません。
この懸念とは、すぐに分かりますね、実は血が繋がってるんじゃないかという疑惑です。

この血の繋がりがあるかもという境界線を圭一がなかなか越えることができない気持ちは分かりますが、しかし圭一のスタンスが、孝之のためを装いながら実は自分のことを好きでいてくれることを喜んでいるような利己的な感じが鼻について、あまり同情とかは出来ませんでした。

でも杉原作品の設定や人物の性格が自分の好みと違うのはいつものことなので(笑)
それでも杉原さんの独特な文章のファンなんですが、そう言えば他の作品で感じられる不思議な高揚感が今回はあんまりなかったんですよねえ。
何ででしょ?
5年前に書かれた作品だからってのが関係してるのかなあ?
よく分からないです、すいません。

ちなみに「シンプルライン」とは、作中では圭一と孝之を繋ぐ絆のこととされていて、赤い糸のイメージから付けたんだそうです。
でも、私的には境界線として捉えた方が何となくしっくりきたお話でした。

本日の読書「恋の記憶」(杉原理生)

実は杉原理生さんの作品に山田ユギさんのイラストが似合ってないような気がして、ちょっと読むのを躊躇してしまったのですが、いざ読み始めると全然問題ないどころか、高成の表情とかがスッゴくよくって、ああ、やはりユギ様匠だなあ~と再認識させられてしまったのでした。
ところでユギさんのコメントに「杉原さんと久々のお仕事」とあったんですが、過去にもご一緒されたことがあったんですか?それは是非読んでみたいなあ~。文庫化とかしてくれないかしら?

さて、SHYノベルスだと年齢設定が高めなような気がする杉原さんの新刊は27歳の従兄弟同士のお話でした。

こーゆー、本当は昔から好きあってるだろう2人がダラダラくっついたり離れたりする話を他の作家さんが書いたらイライラさせられるだけだと思うのですが、杉原さんが書くと不思議とじんわり染み入るように読み進めてしまいました。

なので特に従兄弟同士という関係に悩むキャラに共感しただとか、ストーリー展開に感動したなんていうことはなくて、ただ感覚的によかった、と思うだけだったりします。

でも好きなんですよ、杉原さん…。

そーゆーわけで、感想にもならない駄文で失礼いたしました。
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