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本日の読書「偏愛メランコリック」(夜光花)

よく分からないタイトルと、蓮川愛さんのイラストにしては地味な表紙。
作家買いしてる夜光花さんの本でなければスルーしていただろう本作。
(実際本屋さんであまりの存在感の薄さに一度スルーしてしまってました)

当然何の期待もせずに読み始めたのですが、ところがどっこい(死語?)少なくとも2回は声を出して笑ってしまったくらい楽しませていただきました。


――出版社に勤める敦彦は、人形作家・夏目錬三郎との仕事にうんざりしていた。溺愛する人形に瓜二つだという敦彦の顔に異常な執着を見せる夏目は、ことあるごとに愛を囁き身体に触れてこようとする。理解できない言動と人形恐怖感に悩まされる敦彦だったが、人形を壊してしまった代償として、夏目と寝てしまう。後悔する敦彦に対し、一途で天然な夏目の愛情は暴走し始めて…。――


この裏表紙のあらすじを読んで、すぐにこの作品はコメディと分かった人を尊敬します。

確かに↑のあらすじでも間違いではないんですが、もっと作品の「笑える」雰囲気を分かり易く伝える工夫があってもいいような…。

それはさておき、人形作家夏目の、人の話を聞かない、ちょっと常識からハズれた思い込みの激しい言動がとにかく笑えます。
そして、その理解不能の言動の対象である敦彦のリアクションがまた一々笑えます。

最近は気力がないので、大概のBL小説のえちシーンは読まないで飛ばしてしまうんですが、この作品ではちゃんと読みましたし、笑わせてもいただきました。

現実では、会話が噛み合わない人との会話は苦痛でしかありませんが、夏目と敦彦の全然噛み合っていな会話はすごく楽しかったです。

…なんか、妙なテンションの感想になっちゃいましたが、まあ夜光さんの作品ですからね(←褒めてます!)
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本日の読書「二人暮らしのユウウツ」(夜光花)

「不浄の回廊」の続編が「二人暮らしのユウウツ」。

何か脈絡なさすぎな気もしますが、まあ1作目がタイトルからは想像出来ないくらいユル面白い作品だったから、そういう意味では当然な成り行きなのかな?(笑)

なんてどーでもいいはさてツッコミはおき、「不浄の回廊」は夜光花さんの作品の中では1、2を争うくらいに繰り返し読んだ作品だったりします。

ちなみに争ってるのは「跪いて、永遠の愛を誓う」なんですが、この2作って夜光花さんの持ち味である
"序盤ではすごく暗い話に思わせといて、読み終わるとただのほのぼのエロコメディだった"
てのが特に顕著に出てるように思うんですよね~(笑)
これまで散々「夜光花さんのミステリ風味が好き」とか感想に書いてきましたが、その実あらすじから受ける印象と実際に読んだ時の落差が好きなのかもしれません(笑)

さてさて「二人暮らしのユウウツ」ですが。

続編が出るとは思ってなかったのですが、どうやらCDの発売効果みたいで嬉しいオドロキでした♪

前作の様子からして、ユウウツなんて言っても、歩が勝手に空回りして事態をややこしくしてるだけなんじゃないの~?とか思ってましたが、まさにその通りでした(笑)

いや、本当に歩の言動はうざキモい。
西条の「お前は人をムカつかせる才能がある」というセリフには大きく頷いてしまいましたし(笑)

でも、それもこれも世間知らずな純粋さと、西条への必死すぎるほどの愛ゆえだから、西条の目にも読者の目にもうざキモ可愛く見えちゃうんでしょうねえ~。

そしてまた西条が単に歩を可愛がるんじゃなくて、突っ込むべきところは容赦なく突っ込んで、その上で「あ~、やっぱり俺はこいつのことが好きなんだよな~」というオーラが溢れまくってるのがよかったです。

なので、今回もちょっと女性絡みで色々なトラブルが発生してましたが、終始楽しく一気に読むことが出来ました。

出来ればこの本も売れ行きがよくて、あともう1作くらい続編書いていただければ嬉しいのに…と密かに期待しております(笑)

本日の読書「花の残像」「花の慟哭」(夜光花)

ああ、面白かった…!

最初、夜光花さんが「凍る月」を発表した時は、
普段は人の姿をしているのに獣になる者達と、その餌としての存在する者達の話なんて、BLでわざわざ読みたい設定ではないんだけど。
なんて思ったりもしていたのですが。
いざ読んじゃうと、これがなかなか面白くて、BLという枠の中でどれだけ大風呂敷を広げるんだ?という心配はありつつも、今では続きを楽しみにしているシリーズとなってたりします。

で、この「花の残像」と「花の慟哭」は番外編で、「凍る月」の主人公たちと敵対する"組織"を舞台にしたお話なんですが、これがよかった~。

私が夜光花さんが好きな理由として、ミステリ的趣向が非常に好みであるというのがあるんですが、今回も「孤島の鬼」を彷彿とさせるような書き出しで、思わずうっとりしてしまいました。
(あくまでも私の中の基準なので、え~?と思われた方はこの一文はスルーしてください・笑)

しかし、逆に言えば設定が好みであるがゆえに、こんな風に話が転がるの?と驚かされるのもしばしばだったのですが(そして、それが夜光作品の醍醐味でもあるのですが)、今回は最初から最後まで期待通りの怪しい雰囲気を保ったままなのが嬉しかったかな。
私的には設定の妙と歪み重視のキャラ設定とエロのバランスがすごくよかったです。

シリーズの時系列としては、「花の残像」→「凍る月~灰色の衝動~」→「花の慟哭」になってるみたいですね。
この番外編によって"組織"の内部事情が解ったことで、ますます本編への期待が高まったような気もします。

BLですし、そんなに長いシリーズ展開は望めないかもしれませんが、夜光さんには突っ走るだけ突っ走っていただきたいです(笑)

本日の読書「眠る劣情」(夜光花)

昨年の4月に初めて参加してから、気になるBL作家さんのサイン会には足を運ぶようになりました。

一応ささやか~な差し入れと共に簡単な感想を書いて手渡すようにしてるのですが、これがなかなか難しくて。
いつもサイン会当日に慌ただしく書いてしまっては、申し訳ないなあ~と思ってます。

今日も今日とて用事の合間を縫って出先のコーヒーショップで書いたのですが、いざ書こうとしたら既刊のタイトルが出て来ない!
うわ、もう時間ないのにどうしよ~と焦っていたら、携帯で検索すればいいことに気付いて事なきを得ました。
しかし、タイトルは探せてもあらすじや登場人物まではカバー出来ず、ちょっと怪しい記憶の中で書き上げたので、作者さまに不審を抱かれない内容になってたか甚だ不安です…。

さて、そんな訳でサイン本と読書用とゲットしてきた夜光花さんの新刊「眠る劣情」の感想です。

まず思ったのは、受がちょっとアダルトだなあ~ということ。
これまでの夜光花さんの描く受は暗い事情を抱えてる割には、天然でぽやぽやしてる感じのコが多かったように思うんですが、今回の晶はそういう雰囲気からは外れているみたいですね。
あ、でもそれは最近の傾向で昔の作品はもうちょっとしっとりしたキャラもいたかなあ?

晶は、色々な要因が重なった、言わば「人間嫌い」です。
こないだ読んだ「人間嫌いのルール」にも似たようなことが書いてあったので何となく解るのですが、こういう人って特定の誰かを嫌うのではなく、普遍的に他人を嫌ってしまい、最終的には自分自身まで嫌いになってしまう傾向にあるみたいですね。
この普遍的に他人を嫌うということは、特定の誰かから特別な感情を向けられることへの嫌悪に繋がる訳で、人と深く関わらないようにしてきた晶ですが、親友の章文から肉体関係を強要されたことから、自分の奥底に眠っていた劣情に気付かされてしまい…というお話でした。

妹の誘拐事件についての真相なんかは予想通りでしたが、一度晶を手に入れた章文が、あまりの晶のマゾヒステイックな嗜好に愛想を尽かした展開がちょっと意外だったかな。
とは言え、高校時代に「男は無理」と振られた相手がここまで男性相手に乱れるとは章文も内心複雑だったでしょうねえ(笑)

最終的にはハッピーエンドになりましたが、今後章文が晶の欲望を満たしてあげるのは難しいのではないかなーと。
やはり晶の性嗜好には「人間嫌い」が深く影響しているように思われるので、それはそう簡単に愛の力くらいじゃ変わらないんじゃないの?と意地悪く勘ぐってしまう私こそ人間嫌いなのかもです(笑)

あー、また何だか変な感想になっちゃったな。
本当はサイン会の様子とかも書ければいいんでしょうけど、会場を後にした途端記憶が跳んじゃうような頭では到底無理でした…。
もう少し記憶力を鍛えたいです。

本日の読書「姦淫の花」(夜光花)

続いちゃったんですね~。夜光花さんの兄弟もの。しかも、あと1冊出るそうですよ。
BL的にもうくっついちゃった兄弟のその後が出るのは珍しいような気もしますが、どうなのかな?
まあ、作家買い以外では滅多に手に取らない設定ですからよく知らないですが。

前作はどんなだったか忘れかけてましたが、いざ読み始めるとそんな問題なかったですね。
前回せっかく作ったミステリ的趣向を続編が出たおかげでもっと深く掘り下げられた感じかしら。
兄弟に対して恨みを抱いてる人間の行為がちょっと甘いかな~とは思いましたが、それには事情もあるみたいですし、何より主人公たちがHできないくらいの痛手を受ける訳にはいかないですからね(笑)
しかし、この作品でまた女装Hを読む羽目になるとは思ってませんでしたよ。
夜光花さん的にブームだったんですかね…?

今回はお兄さんの生い立ちに関する苦悩と弟への愛執の苦悶とがバランスよく描かれていてミステリ的雰囲気はすごくよかったんですが、ただ最終的にどんな結末に持って行くかは夜光さんお得意の天然受ちゃんの動向にかかってると思うんですよね~。
今までも、このドロドロ設定で、こうほのぼのと終わるの?ってのが結構あったような…。

ま、どんな展開になるにせよ完結編が今から楽しみです。
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