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本日の読書「つながりたい」(いつき朔夜)

最近、BL読書がヌルい。

本を買うこと自体好きなので、しょっちゅう本屋さんに行っては当然BLコーナーもチェックしてるんだけど、以前ほどには欲しいと思えるエネルギーがなく手ぶらで帰ることも結構あったり。

そんな中いつき朔夜さんの新刊が出ていて、これは作者買いだから…と手に取ったのですが、ふと目に入った帯の文字。

「そんなに俺が好かんとか」

うをを~!
なんだ、この色気に溢れた九州弁は!
これはいい!
…と、思わず2冊買いたくなるくらいテンションがあがりましたが、さすがにそれは控えました(笑)

その割にすぐに読まなかったのは、裏表紙のあらすじを見てしまったせい。

ダンスチーム?
服飾コースの作品発表会?
青春☆ハイスクール…?

…。
ちょっと私の好みの話とは違う…?

と、躊躇してしまったからなんですが、いざ読み始めたら…。

面白い。
そして上手い。

実にバランスよく、高校生活、ダンス、作品発表会や文化祭などが話に散りばめられ、テンポよく主人公たちの恋愛は進んでいきます。

そして、それらを包み込んで何とも言えない風情を醸し出してるのが、お話の舞台である北九州の描写。
これが…、いいのだ。
(あえて細かくは語りませんが)

読み終わった後、買った時のように再びテンションが上がっていたのは、言うまでもなくありません(笑)

そして作者さんのあとがきで「地元BLとしては2冊目」とのことばを読んで納得。
そっか。
確かにこれまでも九州北部を匂わす作品は書いてらしたけども、正面きって「北九州が舞台」と言えるのは、今回と「午前5時のシンデレラ」だけなのね。

そして、私が文句なく面白い!と思えるいつきさんの作品も、実はこの2作だけなのだ。

これで私がいつき作品に求めるものがはっきりした…というよりは、むしろ、いつきさんが地元BLに込める思いが熱いような?
安易に北九州BLを謳わずに、これは、と思った作品のみ舞台を明言しているような気がします。

だから、もっと方言BLを書けばいいのに、と思わないでもないですが、これくらいのペースでいいんだよね、とも思ったり。
その方が、次の北九州BLを待つ楽しみになりますしね。

そして、あとがきで触れられていた九州新幹線の全線開通。

私も九州出身の人間としてすごく楽しみにしていた一人です。
開通初日には、さくらちゃんに乗った友人と、ささやかに開通を祝うメールを交わしました(笑)

秋には鹿児島旅行の話も出ているし、行きか帰りには博多から鹿児島まで乗ってみたいなあ~。
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本日の読書「初心者マークの恋だから」(いつき朔夜)

あれ?
私、この前のいつき朔夜さんの新刊の感想って書いてなかったっけ?
なんでだろ?ちゃんと読んでたのになあ。

ま、それはさておき、「初心者マークの恋だから」の感想です。

この本のタイトルはもう長いことディアプラス文庫の帯の「次回配本」欄で見かけてましたが、ようやく手に取ることができてよかったです。
本来アクシデントだったハズの絵師さんの交代も、私にとってはプラスに作用しましたしね。

タイトルから勝手に自動車教習所の話かと思ってましたが、違いました。
学校は違うけれど、同じ地区の私立高校の新任教師・謙吉と中堅教師・達川が、高文連の弁論部門の専門委員の活動を通してどんどん親しくなっていく…というお話でした。

高校の弁論部とは、また渋いセレクトですが、こんな地味な活動でどうやって先生同士が恋愛関係に?とか不思議に思う前に実は2人は出会ったその日のうちにホテルに行ってたんですね~。
とは言え、仕事も恋愛も初心者マークの謙吉は土壇場で逃げ出してしまってましたが(笑)

なるほど、こういう「出会いとラブありき」の設定じゃないと、弁論指導の合間の打ち合わせやセミナー合宿くらいじゃあ恋愛関係には発展しにくいですもんねえ。
でも、それでも2人の恋愛進展に無理があったように感じたのは私だけかしら?
や、弁論大会だとかセミナー合宿だとかの場面はすごく面白かったし興味深かったんですけど、それとBL的盛り上がりはまた別の話ですからね(笑)

うーん、どうせ弁論部のお話にするんだったら、生徒同士か、教師と生徒の組合せの方がよかったような気がしないでもないですが、でも、こういう意外な組合せを狙ってくるのがいつき朔夜さんの持ち味のような気もしますし。

まあ、何だかんだと書きましたが、タイトル通りの初々しい爽やかなお話で楽しかったです。

本日の読書「ウミノツキ」(いつき朔夜)

BLというよりは普通に恋愛小説を読んだかのような読後感のいつき朔夜さんの新刊でした。(と言いつつ普通の男女の恋愛小説なんか殆ど読まないんですけども)

そう感じた理由はおそらく、いつきさんの文章の上手さゆえかと。舞台となった九州某県の海辺の町やタイの海沿いの村の様子がBLには珍しいくらい丁寧に活き活きと描かれていて、それに恋愛物語が本当に自然に折り重なっている感じでした。
表題作で雑誌掲載作の「ウミノツキ」よりも、書き下ろしの後日談である「みおつくし」や「アオスワイ」の方がよりその印象が強かったような気がします。

玄界灘で行われる復元船による航海実験プロジェクトで出会った波多水軍の末裔で商船大学生の海士とタイ人留学生アレンのお話です。

あまり外国人が出てくる話は好きではないので、今回受がタイ人ということで読むまでは抵抗があったんですが、いざ読むとこのアレンがいい子で~。意味不明の言動で海士を翻弄するのも、理由が分かれば納得できましたし。

そんなアレンの海士への思いが静かに綴られた「みおつくし」は短いながらもじんわりした味わいでよかったです。

アレンの帰省に海士がついて行く「アオスワイ」での無人島のクラゲの群れのシーンも何となくその美しさが想像できて素敵でした。一番好きな人と大事な秘密を共有したいというアレンの気持ちがまたいぢらしくて。

海士も単細胞ではありますが、一応彼なりの気遣いがあるいいヤツでした。佐賀弁には自信がないということで前回のように方言を話す攻とはならなかったのがちょっと残念ではありましたが。

実はいつきさんの作品は自分的にはBL的盛り上がりが少ないのですが、九州が舞台の前作と今作は結構好きだったりします。
九州シリーズ(?)として、今回気になった海士のお兄ちゃんの話を書いてくれると嬉しいなあ。
でも毎回意外な題材を取り上げてくれるので、それもまた楽しみではあるんですけどね。

本日の読書(いつき朔夜さん)

先日のいつき朔夜さんがまあまあよかったので、既刊3冊まとめ買い。

まずは「GIトライアングル」
これが初著作とは思えない文章の上手さ。競馬の世界も過不足なく描写してあって、読みやすかったです。ただ、その割にすごくよかった!というほどの感動はなかったかな。

続いて「コンティニュー?」
こちらもこれが投稿・デビュー作とは思えない上手さ。子持ちということでの細かな描写も丁寧で不自然さはなかったです。ただこれも私的に盛り上がらなかったです。

最後に残った「8月の略奪者(ラプトル)」。
これは博物館ものだし、結構期待して読みましたが、やはり文章のうまさ以上の感想はないですね。なんででしょう?
たぶん文章が上手い方なので、二人が恋愛感情をいだく様子を穏やかに描いているんだと思いますが、その微妙な機微を私が見過ごしてるような気がします。スイマセン、派手な展開が好きなもので…。


結局いつきさんので一番好きなのは、最初に買った「午前5時のシンデレラ」になるみたいです。
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