
本日の読書「寄せては返す波のように」(六青みつみ)

38にもなって、好きな子に「エリィ」と呼んでもらえないとしょんぼりする男、エルリンク・クリシュナと、記憶障害を持つ少年ルースの愛のものがたり。
実は、前作「蒼い海に秘めた恋」はあまり作品にのめりこめなかったので、エリィの立ち位置とかよく分からなかったのですが、同人誌で読んだ時から、この2人のお話は好きでした。
一度手痛い失敗をして大事な人を失っているのに、賢さとプライドが邪魔して上手く人を愛せないエリィと、長い間記憶を保つことが出来なくて、大好きなエリィのことでさえも写真や文字に残さないと忘れてしまうルース。
「初めまして。ルース・フォアといいます」
「私の名はエルリンクだ。この部屋にいる間はエリィと呼びなさい」
何度も繰り返される同じやり取りなのに、少しずつ感情が降り積もっていくのが、もう、切なくてですね…。
物語の序盤でこれなら、クライマックスはどんなに悲しい目に遭うの?とか、ビクビクしながら読んだんですが、いざ読み終わってみると、六青みつみさんのファンタジーにしては痛い場面が少なくて甘めな感じのお話でしたね。
六青さんのファンタジーって、何気に受がひどい目に遭う率高いですからね…。(輪○とか)
ルースが誘拐された時はあわや!と思いましたが、結局エリィの怪我ぐらいで済んでよかったです。←!?
そういえば、六青さんの新刊、発売延期になったみたいですね。
楽しみにしていたので、すごく残念です。
実は、前作「蒼い海に秘めた恋」はあまり作品にのめりこめなかったので、エリィの立ち位置とかよく分からなかったのですが、同人誌で読んだ時から、この2人のお話は好きでした。
一度手痛い失敗をして大事な人を失っているのに、賢さとプライドが邪魔して上手く人を愛せないエリィと、長い間記憶を保つことが出来なくて、大好きなエリィのことでさえも写真や文字に残さないと忘れてしまうルース。
「初めまして。ルース・フォアといいます」
「私の名はエルリンクだ。この部屋にいる間はエリィと呼びなさい」
何度も繰り返される同じやり取りなのに、少しずつ感情が降り積もっていくのが、もう、切なくてですね…。
物語の序盤でこれなら、クライマックスはどんなに悲しい目に遭うの?とか、ビクビクしながら読んだんですが、いざ読み終わってみると、六青みつみさんのファンタジーにしては痛い場面が少なくて甘めな感じのお話でしたね。
六青さんのファンタジーって、何気に受がひどい目に遭う率高いですからね…。(輪○とか)
ルースが誘拐された時はあわや!と思いましたが、結局エリィの怪我ぐらいで済んでよかったです。←!?
そういえば、六青さんの新刊、発売延期になったみたいですね。
楽しみにしていたので、すごく残念です。
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