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本日の読書「それは罪なアナタのせい」(萩野シロ)

旅行前に入手しそびれ、ずっと気になってた夏目イサクさんのイラスト本2冊。どっちから読もうと軽く悩んで結局発売日順にこちらから。

萩野シロさんの「それは罪なアナタのせい」です。

いや~もう、こういうお馬鹿なキャラ大好きなんですよ!
久しぶりに"アホの子受"か?との期待もあったんですが、斉賀は自分が何を望み、そのためには何をやったらいいかを結構冷静に判断してますからねえ…。ただその行動が突飛で抑制が利かないだけで(笑)

そしてこの愛すべきお馬鹿を見守る遠野の存在がまたいい!

王子様みたいな夏木に一目惚れした斉賀の暴走を止めるでもなく見捨てるでもなく少し遠巻きに応援しながら、時には落ち込む友人の肩をポンと叩いて慰める――。

この遠野との掛け合いがあるので、斉賀のお馬鹿っぷりがちょっと哀愁を帯びて思わず"めげるな"と励ましたくなるのですよ。

で、ただでさえお馬鹿な斉賀をもっとお馬鹿にしてしまった夏木王子様ですが、こちらはなまじ美しくて性格がおよろしいが故に他人の感情の機微に超疎い…みたいです。確かにお馬鹿な斉賀の目線で見れば"こんなにお前を好きな俺の気持ちを分かってくれない"とか"自分と同じくらいの情熱で俺を好きになってほしい"とかになるんでしょうけど、端から見ていてもこれだけ笑える斉賀とずっと一緒にいたら恋愛感情よりお笑い感情が先にきた夏木の立場も分からないではないです。

本当は延々と斉賀のお馬鹿っぷりを堪能したかったのですが、やはり萩野さんの作品ということで半ば強引に肉体関係に持っていってますね。お馬鹿でも高校生でも萩野さんのエロは濃いです。ていうかアダルトです。

それにしても斉賀が何回も階段から落ちたり顔面衝突したりするので、これ以上馬鹿にならないように誰か止めて~とか思わずにはいられなかったのですが、夏木と甘い時間を過ごせば何やら脳内分泌物質が出て問題ないのかもしれないなあ、と全く意味不明なことを考えてしまったあたり、私も斉賀同様かなりのお馬鹿さんです。
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本日の読書「くちびるを濡らす恋の雫」(萩野シロ)

朝から雨模様でうっとおしかったりだとか。
せっかく作ったお弁当を忘れて取りに帰ったらいつものバスに乗り損ねただとか。
本来なら自分の範囲でない仕事をする羽目になって、しかもそれが結構時間がかかってしまったりだとか。

そんな些細なことの積み重ねで心がささくれていたのか、前の晩の続きで砂原糖子さんの「シンプルイメージ」を読み始めたものの、どうも集中できません。
こんな精神状態の時には砂原作品と相性が悪いのは今までに学習済みなので後日読み直すことにして他の本を物色したのですが、読みたいものが見つからない…。

パーッと明るい本を読んでクサクサした気分を吹き飛ばしたいのにそういうのは既に読んでしまっているし、まさかこんな時に木原音瀬さんの「FRAGILE」を読んだりしたら浮上出来ないかもしれないし…。

くそー、酒だ。酒持ってこーい!

…と暴れ出す寸前で萩野シロさんの日本酒関係の話を買っておいたのを思い出しました。

そんなわけで前置きが長くなりましたが「くちびるを濡らす恋の雫」の感想です。

萩野さんの作品は先日の2冊に続けて「浸食」も読んではいたのですが、これはイマイチだったので、しばらく間隔を空けてから読むつもりだったのですが、上記のような理由で結局4冊を1週間のうちに購入・読破してしまいましたよ…。

飲み屋の店主と蔵元の息子のお話です。

話自体は学生時代何となく好意を抱いていた相手との再会愛で展開自体は想像通りなのですが、それでもこの話が面白かったのは主人公の聡の性格によるところが大きかったです。

店の名前を自分の名字の佐々木をもじって「ススキ」と付けるアバウトさも好きですが、好きな相手に対しても言うときは言うハッキリとした性格がいいですね。
対して蔵元の息子の四條はちょっと煮え切らないところに苛つかされました。これまで読んだ萩野作品の攻の中では一番頼りなかったかもです。

学生時代の酒の香りがする甘くて苦いチューの思い出からか、なかなか互いの気持ちを打ち明けるに至らない2人はチューをしてはまた距離を置いてと全然Hシーンがないので、萩野さん、こういう淡白なエロも書いたりするんだ…と思ったのも束の間、最後の最後に濃いのをやらかしてくれました(笑)
やはりね。プラチナ文庫だしね。ないはずがないですよね。

それはともかく、おいしい日本酒を飲んだくらいには気分が楽しくなった作品でした。

でも、本物も飲みたいなあ…。

本日の読書「埃まみれの甘いキス甘いからだ」「甘い棘の在処」(萩野シロ)

萩野シロさん、こんなに面白いのに、どうして敬遠してたのかしら、私?
(それは出ているレーベルが濃そうだったからです)

miriamさんからのオススメもあり今回2冊購入、まずは最新刊の「埃まみれの甘いキス甘いからだ」から読んでみました。

何となく危惧していた通りエロがくどくはあるのですが、それ以上に主役カップルのやり取りが面白い!
色々BL読んできましたが、攻の口説き文句に「死ね」と切り返した受は初めてではないかなと。
建築業界のいわゆるガテン系カップルなので、基本が乱暴ということもありますが、受の矢倉の嫌なものは嫌!とハッキリいう姿勢は潔くて気分がよかったです。攻の自分勝手な愛情表現には思いっきり鉄拳喰らわしたりしてますし。

でも仕事に関しては、悲しいかな、下請業者である以上発注元に逆らえない部分もあれば、まだまだしがらみの多い建築業界でやっていくためには自分の側が折れなければならない場面も少なくない訳で。
そんな中で塗装会社の二代目若社長として、自分の稼ぎは二の次で年上の熟練工から高校中退の若僧の面倒をみるため奮闘している矢倉は本当に侠気のあるいいヤツでした。こーゆー受は大好きです。

んで、攻の村川はと言えばこちらは受の会社よりは大きい外装吹付業者のこれまた若社長です。
やるときは集中して仕事をこなすけど、そうでないときは昼から休みを取ってまで好きな人といちゃつこうとするバイタリティに溢れたナイスな野郎です。
それでいて、とある現場で見初めた矢倉を手に入れるためならストーカーや強姦も辞さない一途さ(?)も持ち合わせています。

仕事に行き詰まった矢倉に助け船を出したりするのですが、それはあくまでも職人としての腕を買ってのことであり、仕事と恋愛のケジメはちゃんとつけられる人間でもあります。(ちょっと境界が微妙な場面もありますが)

こんな2人が(ギリギリのところで本音を隠したりしながらも)言いたい放題でやりあってる姿が本当に楽しい作品でした。
もともと職人さんには憧れが強かったのですが、これでまた一層愛が深まったような感じです。

んで、勢いのまま「甘い棘の在処」へ突入。
これもまた面白い~~!!

ちょっと微妙な記憶喪失ものが続いたので、これもどうかなーとか思いながら読んだのですが、記憶を失った側の視点で描かれているため、記憶を喪う前の「真実」が気になって、ページを繰る手が止まりませんでした。

交通事故で身に付いた習慣以外の全ての記憶を失った達也は、退院後の希望を聞かれて従兄弟の敦と暮らすことだけを望みました。何も思い出せないのに、彼の傍にいたいという欲求だけは湧き上がってくるのです。
事故に遭う前も同居していて普通なら親しい存在であるはずの敦が自分に向けてくる不機嫌な態度に戸惑いながらも達也は敦の傍にいたい、構われたい、という気持ちを抑えることができません。

記憶はないのに感情だけは残るのか、でも決してそれだけではない敦への思いが強くなってきて――。

このあたりの達也の混乱にすっかり感情移入して読んでしまい、ちょっと唐突な感じが否めない2人の和解というか告白のシーンもすんなり読み終えてしまいました。

脅す側と脅される側という歪んだ関係から、いきなりラブラブモードに転換。それもまたいいじゃないですか。萩野さんの書き方だと許せます。嫌いじゃないんです、こういう文章。

一応私的にはそれなりに納得できたお話でしたが、それでも敦視点のサイドストーリーがあれば読みたくなるのが人情な訳で。
かといって、このためだけに某社の携帯サービスに申し込むのはちょっと悩んでしまいますね。

まずは手に入る萩野さんの他の作品から集めることにしてみます。
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