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本日のお買い物「本棚探偵の生還」(喜国雅彦)

今日のお目当てはこれ1冊だけ。

喜国雅彦さん「本棚探偵の生還」。

夏コミを間近に控えた今、何故1冊3000円近くする本を買うのかというと…。

欲しいからに決まっているじゃないですか!
だって、「本棚探偵の回想」から7年経っての刊行なんですよ!

しかし惜しむらくは、発売を知ったのが、サイン会の翌日だったこと。
うをををを~!
知ってたら飲み会なんか行かなかったのに~!
最近、ミステリ関係にはアンテナ立ててないからなあ…。

てな訳で、サイン会が開催された書店に3日遅れで立ち寄ってみたのですが、ふふふ、読み通りにありましたよ~、サイン本。
当然そちらをお買い上げ♪
(しかし、サイン会限定小冊子欲しかったなあ…)

そして、帰宅して早速サインを確認。
ああ、念願の本棚探偵シリーズの著者サイン本だあ…。

実を言えば私、喜国さんのサイン本は既に持っておりまして、その時は直にお話もさせていただいたのですが、何分、本が本棚探偵シリーズじゃないのが残念で残念で…。
というのも、私、(怒られるかもしれませんが)漫画家としてよりも本棚探偵としての喜国さんのファンなんですよ…。
すいません…。

で、今日の記事は「本棚探偵のサイン本を買った!」という記録だけのつもりだったんですが、サインの確認をした際、ついつい冒頭の2話も読んでしまったので(や、だって面白いんだもん)、軽くそれに関する感想など。

分かる方はお分かりかと思いますが、この本棚探偵のシリーズ、タイトルがシャーロック・ホームズの作品から来ています。
「本棚探偵の冒険」
「本棚探偵の回想」
そしてシリーズ3作目は当然「本棚探偵の帰還」だと思い込み、ネットでもそう検索かけていたのですが、実際のタイトルは「本棚探偵の生還」になっています。

「あれ?帰還じゃないんだ?ま、でも別に(私は)ホームズファンじゃないし記憶違いだったかな~?」とか思って中身を捲ると、

―帰還か生還か、それが問題だ

とあります。
成る程。どうやら私の記憶違いというより、どこから出版されていたのを読んでいたかの違いみたい。

で、それが如何にして「本棚探偵の生還」に落ち着いたかを書いてあるワケですが、これがまた面白いのよ。

「帰還」にするか「生還」にするか、関係各位に色々意見を聞いたりする中でホームズ研究家なる人が登場するのですが、この方のコレクションの基準がおかしくて!
いや、ご本人はすごく真面目にコレクションしてらっしゃると思うのだけど、そういうのって案外第三者から見ると…みたいなところを突っつくのが巧いんですよ、喜国さん(笑)
そしてギャグ漫画家らしく、ちゃんとオチを付けてくれるのもさすがです。


という訳で、大好きなこのシリーズ、楽しみを長く味わうべく、毎日少しずつ読んでいきたいのですが、気がつけば一気に読み終わっていたってことになりそうです(笑)
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本日の読書「もろこし銀侠伝」「もろこし紅游録」(秋梨惟喬)

最近、面白いと思えるBLになかなか出合えないので、読書傾向がミステリ寄りになってきております。

そんな中、BL以上に私の心にときめきを与えてくれたのがこちら。

秋梨惟喬さんの「もろこし銀侠伝」と「もろこし紅游録」です。

創元推理文庫から出ているれっきとした短編ミステリ集ですが、こちらに、まあ、もろに私の好みの若様とじいのカップルが登場しているのですよねえ~♪

タイトルからも分かるように、中国が舞台の痛快アクションミステリです。

時代も登場人物もバラバラのお話を繋ぐのは古の名君黄帝がお造りになった銀牌。
何千年も密かに受け継がれてきた天下御免の証の銀牌を持つ選ばれし者たちが、困っている弱者に救いの手を差し伸べては、渡世の悪と謎を斬っていく…というようなお話で普通に読んでもすごく面白いです。

で、件のカップルが登場するのがまず「もろこし銀侠伝」収録の「北斗南斗」。

ちょっとぼんやりしたところのある若様が、科挙の試験を目指してじいと二人で旅に出たところ、とある町で殺人犯として捕らわれそうになり…。

てなお話なんですが、このお話、いわゆる謎解き部分よりも、動機付けというか、事件のその先の部分が秀逸です。

何しろ、若様がじいにプロポーズしています。

や、これは別に私の思い込みではないですよ!
実際の台詞を読んで貰えれば分かると思うので、ちょっと引用させていただきますが、とある事情から、若様の傍を去ろうとするじいに対しての若様の台詞がこちら。

「じいの巻き添えになるのなら、それもいい。万一それで命を失うことになっても本望だよ。だから出ていくなんて言わないでくれ。いや、絶対に離さない」

――ね?熱烈な求愛以外の何物でもないでしょう?

いや~、思わずいいもん拝ましてもらいましたわ~、と、続けて「もろこし紅游録」を読んでみたところ、なんとこちらにもその後の二人のお話が入っているではないですか!

「殷帝之宝剣」がそれなんですが、何ていうか、まあ、こちらもラブラブでした(笑)

しかも、あとがきによると、この二人は作者さんもお気に入りのキャラで、構想中の長編にも出演予定とのこと。

…ハレルヤ…!!


ところで、中国が舞台のミステリと言えば、森福都さんも大好きなんですが、このお二人、どちらも広島大学のご出身なんですね。

いや、別にだからどうしたってことはないですが、ちょっと気になったので(笑)

本日の読書「利休の死」「本覚坊遺文」(井上靖)

「真田太平記」を読んで以来、細々と真田ものを始め戦国時代小説を読んでいたりするのですが、その流れでこの作品に出会いました。

井上靖氏の「利休の死」。

「井上靖歴史小説集第十巻 真田軍記」に収められている短編です。
「真田軍記」の文庫本が絶版だったため、代わりにこちらを図書館で借りてきました。

最初はお目当ての「真田軍記」だけ読んで返却するつもりだったのですが、せっかくだし全部読んでみるか…と読んでみたところ、特に強い印象が残ったのが、この「利休の死」。

秀吉の勘気に触れ、堺を追われた利休が、死を賜るその日に、ある予感をもって秀吉との関わりを振り返る―という、20ページほどの短い作品です。

私は茶道も習っていないし、戦国時代に特に強い関心があった訳でもないので、利休の死について謎が多いなんてことは、ドラマ「相棒」の中で初めて知ったくらいですが、却ってそれがよかったのか、すんなりと秀吉と利休の対峙する関係について納得することができました。

世間で取り沙汰されているどの理由も、確かに秀吉の不興を買った一因として否定はできないけれど、しかし、この日の来ることは、秀吉と出会ったその日から分かっていた―。
みたいなことを、淡々と利休の視点で綴ってあるのですが、この利休の目から見た秀吉が、これまで私がぼんやりと抱いていた秀吉像とは異なっていて、ちょっと秀吉の美意識について興味が出てきた感じです。

で、井上氏には、他にも利休について書いた本があるらしい、ということで買ってみたのが「本覚坊遺文」。

こちらは利休の弟子の本覚坊が、師利休の死後、師を知る人と師について語り合っては、師の生き様を振り返る…といったようなお話です。

寄せては返す波のように、師利休に縁の人々―古田織部や織田有楽など―が本覚坊の前に現れては、利休の死について思うところを語り、そして彼らもまた死んでいく…という幻想的な趣のある美しい文章で、文学的にはこちらの方が完成度が高いんでしょうけど、私は「利休の死」の方が好きかなあ。

「本覚坊遺文」でも、本覚坊の語りを通して、利休の死について結論づけているようではありますが、「利休の死」を踏まえて読むと、これもまた一つの推測に過ぎないのだよなあ…と、思わないでもなくて、結局「利休の死」ほどのインパクトは私にはなかった、というのが率直な感想です。

でも、図書館から借りた本がきっかけで、自分の守備範囲外の面白い作品に出会えたのは本好きには嬉しい出来事でした。
また何か借りてこなくちゃ。

上半期の読書「真田太平記」(池波正太郎)

いやいやいや。

確か1月の終わりに読み始めたのでなんと足掛け7ヵ月。
ようやく、というか、とうとう、というか、読み終わりました。

池波正太郎の「真田太平記」全12巻。

読み始めたきっかけは「殿といっしょ」の真田ファミリーなんですが、友人Yには、
「戦国バ○ラの伊達真田?」
とか言われました。
いや、それは断固として違うから!(笑)

本当はこれに取り掛かる前に、秋月こおさんの「幸村殿、艶にて候」を手にとってみたんですが、1巻を読み終わった段階で、これは私の読みたい真田ではない。と止めてしまいました。
ある程度の予備知識があればもう少し楽しめたんでしょうけど、本当に何も真田ファミリーのことを知らなかったので、ここはやはりベストセラーで天下のNHK時代劇の原作でもある「真田太平記」からいくべきでしょうと。
「幸村殿~」もそのうち挑戦するつもりですが、当分は池波版真田ファミリーにどっぷりだと思います。

いや、しかし、読むのに半年かけといて言う台詞ではないかもしれないですが、面白かったです!

私は徳川家康が好きではないので、史実とは解っていても彼がいずれ天下を取る戦国時代物は滅多に読まないのですが、今回アンチ家康キャラが多かったので、その点がすごくストレスレスで楽しかったです(笑)
あと熊本出身としては、熊本城と加藤清正を賛美しているのも単純に嬉しかったですしね(笑)

登場人物の中では、読み始めたきっかけが「殿といっしょ」なだけに、真田信之が一番のお気に入りです。
何故アンチ家康の昌幸や幸村じゃないの?とか突っ込まれそうですが、いやいや、池波氏描くところの一見クールで実は天然入ってる信之が可愛いんだ!
そしてカップリングは当然鈴木右近で!(ていうか、この2人の主従関係が創作じゃないのがすごい。)

かつて放映されたNHKのドラマは見た記憶がないのですが、あまりキャスティングが好みではないので、わざわざ見たいとは思わないです。
それよりも今の若手俳優さん達で再度ドラマ化してくれる方が~と言ったら、放映当時見ていたMさんから、「いや、あれは絶対見るべきだから!」と熱弁を奮われてしまいました…。
…ま、そのうちにね(笑)

池波氏の後書によるとまだいくつか真田家を描いた作品があるとのこと。
是非それらも近いうちに読んでみたいものです。

本日の読書「片雲流れて」(風間一輝)

なんか5月以降極端にBLの感想が減ってきてますね(笑)

買ってる量も読んでる量もそんなに変わらないんですけど、感想書きたい気分にさせてくれる作品になかなか当たらないみたいです。
面白いだけじゃなくて、自分的にちょっと突っ込み所があるような作品の感想が書きやすいのかな…。

そんなわけで、申し訳ないですが、今日もBL以外の感想です。

風間一輝氏の「片雲流れて」。
よくいく、さくらさんのブログで紹介されていた作家さんなのですが、妙に気になる空気を感じて、とりあえず図書館に1冊だけあったのを借りてきて読んでみました。

あらすじによると「生臭坊主だが、少林拳の達人の雲水探偵と青年たちの爽快な活躍を描く武道冒険小説!」なんだそうです。
武道冒険小説…?なんなんだ、そりゃ?

ミステリと銘打ったレーベルから出ているからか、一応犯人探しとその背後にある黒い陰謀(?)を暴くみたいな展開ではあるんですけど、正直言っちゃうと、このあたりはありきたりな感じで面白くはなかったです。
でもまあ、これはわざわざ「武道冒険小説」と書かれていた段階である程度想像できてましたけどね(笑)

だからと言って読後ガッカリしたかといえば全然そんなことはなく(笑)
というのも、主人公の若者2人やヒロイン的女性はそんなでもなかったんですが、それ以外のオヤジたちの言動が読んでて妙に楽しかったんですよ~♪

中でも、ほんの少ししか登場していないのに強烈な印象を残してくれた室井辰彦という悪徳私立探偵!
いや、実際には姿を現していないのかな?会話文の中で語られているだけで。
でも、なんかすごくカッコいいんですよ!
このキャラは絶対他の作品では主役張ってるはず!(実際、さくらさんのレビュにもそれらしいことが書いてありましたし)


こういう一癖も二癖もありそうなオヤジって、英田サキさんや中原一也さんの作品とかに出てきそうな感じですね~。
イラストだと、やっぱ山田ユギさんかな?奈良千春さんだとキレイすぎる気がする(笑)

絶版が殆どで、入手困難な作家さんみたいですが、ちまちまとでも読んでいけたらな~と思ってます。
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