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本日の読書『他人同士』(秀香穂里)

いつも色気たっぷりな作品を読ませてくれる秀香穂里さんの原点となる作品。
商業でも出てますが、今回読破したのは同人誌の方です。

仕事関係で面識のあった編集者の諒一の家にカメラマンの卵の暁が同居させてもらうことになり、根っからのゲイでタチを好む諒一は、いつか彼に仕掛けてやろうと狙ってたら、逆にノンケのはずの暁にいいようにやられてしまう。
そのことによる感情のしこりさえ目をつぶれば、家事上手な彼との生活は快適で、いつしか諒一は彼への恋情を自覚するが、お互いなかなか気持ちを告げられない・・・。

というあたりを丁寧に描いてあるんですが、いつも文庫一冊で怒涛の展開を見せてくれる秀さんにしては少々退屈な感が否めません。(ちなみに同人誌で6までと別冊が出てます)

で、そんな二人に波が立つのはお約束の「昔の男」。
こいつがもー嫌なヤツで容赦がなかった。
いくら初めて好きと思った相手でも、過去に最悪な振られ方をして、更に最低な再会をした男に今更諒一がなびく訳もないんですが、だからと言ってこじれないわけもなく暁は部屋を出て行ったりして、諒一は荒れます。
それでも、ひねくれた諒一だけに彼が仕事で遠くチュニジアに行ってしまうまで素直になれません。
同居してる時は何も言えなかったのに、わざわざ外国に行って告白しています。
なんて無駄使いな愛の告白!
(だって待ってれば次の月には一時帰国するんだし)

でもね。相手を受け入れると決めた途端浅田が凄絶色っぽいんですよ!
うおー、秀さんの受はこうでなくっちゃって感じですよ!
だらだら読んだ甲斐があったというもんです。

秀さんは、もともとフリーのライターさんだったらしく、編集の仕事や神保町がよく出てきますが、たまたまこの日見ていた王様のブランチのカレー特集で紹介されていた神保町のバーが別冊の方の話に出てきました。ただそれだけだけど、ちょっと行ってみたいんだな。なんか雰囲気よさげだしカレーもおいしそうだったので。あと「ノンフィクションで感じたい」に出ていた紅茶専門店も実在するのなら行ってみたいなあ・・・。
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