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本日の読書「堕ちる花」(夜光花)

前回の「おきざりの天使」に引き続き、夜光花さんのSHYノベルスの新刊はミステリ色が強かったですね。

夜光花さんのミステリ風味は基本好みなんですが、だからといって主役カプが好みだとは限りません。
だいぶ自分の中でのBL規制は緩くなりましたが、やはりまだまだ兄弟ものは苦手です。というか、禁断の関係である以上もう少し苦悩していただかないとアカンと思うのですよ。
幼なじみの存在も中途半端だったし、ちょっと兄弟がくっつくまでの過程は物足りなかったです。て言うかもっとドロドロして欲しかった!

お話自体についてですが、ネタバレ回避のため大局的(?)に語らせていただくことにしますね。

えーと。
ミステリの仕掛けとしては悪くなかったとは思うのですが、現代においてにそういうことが可能かどうかはかなり微妙です。
個人的な考えですが、夜光花さんのミステリ設定は少し時代を遡った方がしっくりくるのではないかな、と。
今回のような閉鎖的な村の怪しい沼だとか、「不確かな抱擁」の孤島だとか、「夜を閉じ込めた館」のお館だとかいうミステリアイテムは昭和初期~戦後くらいの方がより雰囲気出るような気がするんですよね。
それに夜光作品によく出て来る天然系受ちゃんの素朴さも平成の若者というよりは昭和的だし(笑)

まあ時代考証など難しい問題もあるんでしょうけど、いつかはそういう時代設定の作品を読んでみたいものです。

なまじ期待が大きい作家さんであるが故に、厳しい感じの感想になりましたが、面白いのは面白かったんですよ~。
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