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本日の読書「ruin-傷-」(六青みつみ)

久しぶりに六青みつみさんの本に手をだしました。
友人Yのアドバイス通り、同人誌の「一枚の絵」を読んでから、リンクスの「ruin-傷-」へ。こちらも同人誌発表作だったのを大幅改稿して商業で出したみたいですね。

「一枚の絵」ではいじめキャラだったカレスが主人公になってます。
んでもって、六青さんのファンタジーと言えば、これでもか!と言わんばかりに虐げられてしまう受ちゃんですが、カレスの場合、その立場を選んでいるのがあくまでも本人であるというのがね、何ともひねくれていて救いがないというか…悲惨でした。

いえ、勿論カレスを愛してくれるカッコいい攻様は登場してるんですよ。
してるんですが、そのガルドランの愛に身も心も委ねるには、幼い頃から近くにいて一番大事な存在だったライオネルへの思いがなかなか断ち切れないというかね~。
歪んじゃってるんです。
歪み過ぎて自傷行為にまで到ってるくらいに。


自分はライオネルを愛している。

しかしライオネルはエリヤという少年を愛していて自分を愛してはくれない。

かつて自分はライオネルのためとは言えエリヤに対してひどい仕打ちをしてしまった。

では、ライオネルの役に立つだけでなく、エリヤよりももっと辛い目に遭えば、ライオネルは自分を見てくれるようになるのでは―?

どうです、このフォローのしようがない思考パターン。
でも、こうやって書くと思考が歪んでるのかよく分かるのに、作品を読んでる間はカレスに感情移入してしまって、もういじらしくていじらしくてたまりませんでした。

そして、前述したガルドランですが、こんな傷だらけのカレスをありのまま受け入れてくれてます。
更には、もうこれ以上カレスが傷つくことがないように全力で彼を守ろうとさえしてるんですが…。
が…。
彼はあれで報われているんでしょうか…?


こーゆー暗い話も嫌いじゃないんですが、このような攻様生殺し状態のラストはちょっと哀しいような気も…。
ひょっとして続編があるのかしら?
というか続編で、もう少しガルドランとカレスの幸せな姿を垣間見れることを熱望いたします!
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